企業理念の「三方良し」追求に向け、国内外での多様な取り組みに挑戦する

古川電気工業 株式会社

宮城県

代表取締役社長
茂泉 勝弘

2024.03.08 UPDATE

step up研修なし

事業拡大・事業革新 × 工業・環境

profile

企業・経営者プロフィール

  • 古川電気工業 株式会社

    古川電気グループは、全従業員の幸せと人間としての成長を追求するとともに、三方良しの精神と確かなるテクノロジーを持って人々の潤いある豊かな暮らしに役立ち、社会に貢献し、信頼を得て発展している企業です。

    • 1930年、宮城県古川(現大崎市)に古川電気工業所として創業。
    • 1947年年、株式会社に組織を改め、古川電気工業株式会社に商号を変更。
    • 2020年、創立90周年を迎える。

    私たち古川電気工業は、受配電盤・制御システムの老舗メーカー。ビル全体に電気を送り込む、建物の心臓部をつくっています。90年以上前に宮城県古川市 (現大崎市) で誕生し、北海道、東京、大阪へと拠点を広げ、現在はベトナムにも進出。今後、東南アジアにも進出予定。

     

    2011年3月11日の東日本大震災で、私たちは深刻な停電を経験しました。
    そして、まちの明かりを取り戻すため、社員が一丸となり復旧作業に力を注ぎました。水をかぶってしまった電気設備から泥まみれの配電盤を取り出し、一線一線、技術者が目で確認しながら修繕するという、地道な作業を繰り返すことで電気を通すことができたのです。電気は現代社会に欠かせません。さらに言えば、配電盤がなければ電気を使うことはできません。
    東日本大震災の経験を忘れることなく今後の事業につなげていきます。

     

    【受賞歴】

    • 1999年、(社)日本配電盤工業会の「優良工場認定制度」に基づくJSIA優良工場の認定取得。
    • 2003年、(社)公共建築協会の「建築材料品質性能評価書」取得。
      ※分電盤(実験盤含む)、制御盤、キュービクル式配電盤、JEM規格配電盤(高圧スイッチギヤ)
    • 2004年、(社)公共建築協会の「建築材料品質性能評価書」取得。
      ※中央監視制御装置
    • 2007年、第18回電気設備学会賞(技術部門開発奨励賞)を受賞
    • 2016年、稲盛経営者賞受賞

    HP:https://furukawa-denki.com

  • 茂泉 勝弘さん

    • 1969年2月生まれ(54歳)
    • 古川電気工業の3代目として生まれ、小さな頃から「家業を引き継ぐ」という覚悟を持つ。
    • 1991年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。
      ※同大学大学院在学中に、クラークソン大学に留学し、1993年にコンピュータ工学科修士号取得。早稲田大学大学院卒業後、1994年にダートマス大学博士コースに留学。
    • 1998年にダートマス大学からコンピューター工学Ph.Dを授与。ポストドクトリアルフェローシップを受けダートマス大学に研究員として勤務し1999年に帰国。
    • 2006年より同社代表取締役社長へ就任。

     

    留学をしたのは、「稼業を更に大きく発展させたい。新しい事業にも展開していきたい。そのために色んな経験をしたい。」という思いからでした。
    しかし、留学中に一番学んだのは「情けは人の為ならず」ということです。初期に生活をサポートした他の留学生から、後々自分が勉学で困っていたときに助けてもらい、最後まで脱落せずに試験を乗り越えられました。見返りを求めずに人のために行動することが、最終的に自分に返ってくると実感しました。
    現在の企業活動においても、自分に対してと同じように他人・他社に対して向き合う、行動する、ということを大切にしています。

step up研修なし

この求人では、VFJ独自の研修プログラム「step up研修」の実施はありません。

introduction

企業紹介

会社のビジョンとその想い

経営理念は『売り手良し』『買い手良し』『世間良し』の三方良し。「人のために、地球のために」という想いを込めて、事業をしています。
事業概要は、ビル全体に電気を送り込む、建物の心臓部である受配電盤・制御システムの老舗メーカーです。
「想いをカタチに」をテーマにしたお客様本位の製品づくりと、将来性や地球環境への配慮等、様々な暮らしを取り巻く環境へ対応する品質の高い製品づくりを目指しています。

会社として中長期の経営プラン

今後も、更に三方良しの精神を持って事業を進めていきたいです。
具体的には、更なる設備投資と人材教育に力を入れて、国内外のお客様満足度を更に向上させていくとともに、地球環境問題にも対応すべく「省エネ・環境保全」といった新たな分野にも積極的に携わり、人類そして地球すべてに幸福をもたらすことができるビジネスを展開していく所存です。

起業家・経営者として大切にしていること

私が大切にしているのは「情けは人の為ならず」ということです。
留学時代に自分がサポートした友人から後々助けてもらい、見返りを求めずに人のために行動することが、最終的に自分に返ってくるのだと実感しました。
この「情けは人の為ならず」は、経営理念の「三方良し」にも繋がる考えなので、現在の企業活動においても、自分に対してと同じように他人・他社に対して向き合う、行動する、ということを大切にしています。

自社の魅力や雰囲気

やさしい雰囲気を持ったアットホームな会社です。私自身がイベント好きなこともあり、社員同士の交流の場が多いことも特色のひとつです。また、有給休暇を取得しやすい環境があり、仕事とプライベートの時間にメリハリをつけながら仕事をすることができます。

VFJで採用する人に2年間どのような仕事を任せたいと考えているか

国内外のお客様満足度の向上や、省エネ・環境保全分野への貢献を目指し、経営企画部に所属して、新規事業立ち上げや既存事業拡大の担当をして頂きます。
①海外への事業展開、②配電盤事業の拡大、③CO2削減を目的とした紙事業の新規立ち上げ
担当プロジェクトの候補には上記3つを挙げていますので、ご自身の希望や特性に合わせて担当事業を相談させて頂きたいです。
具体的な仕事内容は是非、ページ下部の求人情報からご覧ください!

VFJの仕事でどの様な経験やスキルを得て、どのように成長できるか

中小企業は日本経済を支える大きな役割を担っていますが、いち中小企業が生き残っていくためには、理念や理想を掲げるだけでなく、目の前のお客様の満足度と事業の実績をきちんと向上させていかなければなりません。経営陣や現場と共に汗をかき、事業を拡大・推進するなかで、理念と実益を両立するための血の通った知識・ノウハウを身につけて行けると思います。

VFJで採用する人に期待すること

今回募集するのは、どの事業も弊社における新しい取り組みです。
そこで、「違うかもしれない」と思う意見も含め、多様な視点からどしどし意見を言ってほしいですし、厳しい意見も歓迎します。

VFJで採用する人に経営者として伝えたいこと・身につけてほしいこと

まず、数字で捉える・表現すること。皆が現状を客観的に理解するために、数字はとても大事です。事業推進者として、わかりやすく数字を提供できる力をつけてほしいです。
もう一つは、素直になること。素直になるのは難しいことです。しかしどんな局面でも、間違いや人に言われたことを受け止め、対応策を考え、自分の次なる成長の糧にする。それが、仕事をする上でも、人間としても大事なことだと思います。私自身もそうあり続けることを意識していますし、ぜひ若いうちに身に着けて頂きたい力です。

地域の魅力

日本三景のひとつに数えられる松島など、豊富で多様な観光資源があふれております。近年は仙台駅を中心に交通・商業施設の再開発が進んでおり一層の利便性向上が図られています。
また、400年の歴史を持つ仙台七夕は、伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれる東北の夏祭りのひとつで、その他にもまちのイベントが数多くあることが地域の特色です。是非会社だけだけではなく地域の色々な方々と繋がって頂けたらと考えております!

VFJで自社にチャレンジしてくれる方へのメッセージ

私たちは、「中小企業でこんなことできるの?」ということを是非実現したいですし、日本がこれから発展していくための中小企業のモデルになれたらと思っています。日本には素晴らしい考え方や文化がある。世界をそれで変えていくんだという思いで一緒に頑張って頂きたいです。
配電盤事業のように「これ以上発展や成長が望まれない」と思われている分野でも、工夫次第で発展の途を見出し、実行して、成功させていくことができます。その過程に一緒に挑戦して頂ける方をお待ちしています。

requirements

募集要項

古川電気工業 株式会社

採用情報

職種名

経営企画(既存事業の拡大/新規事業の立ち上げ)

仕事内容

弊社は「人のために、人間のために」という想いを込めて、事業をしています。
経営理念は『世間良し』『買い手良し』『売り手良し』の三方良し。
全従業員の幸せと人間としての成長を追求するとともに、三方良しの精神と確かなるテクノロジーを持って人々の潤いある豊かな暮らしに役立ち、社会に貢献し、信頼を得て発展してきました。

具体的な事業内容は、建物の心臓部を造る受配電設備メーカーです。
「想いをカタチに」をテーマに、お客様本位の製品づくりを心がけています。用途や希望を聞きとるところから、納品・メンテナンスまで一貫の生産体制を持ち、お客様に合わせたすべてが一点物のオーダーメイド製品を提供します。また、色や形だけでなく、将来性や地球環境への配慮等、様々な暮らしを取り巻く環境へ対応する、品質の高い製品づくりを目指しています。

将来は、更なる設備投資と人材教育に力を入れて、日本や世界のお客様満足度を更に向上させていくとともに、地球環境問題にも対応すべく「省エネ・環境保全」といった新たな分野にも積極的に携わり、人類そして地球すべてに幸福をもたらすことができるビジネスを展開していく所存です。

 

私達はこれから更に海外展開を進めたいと考えていますが、それは、世界に日本のものづくりの素晴らしさを伝えたいからです。日本のものづくり業界の素晴らしさは、なによりも「誠実であること」。特に配電盤など高い安全性が求められるインフラ事業では、その資質が何よりも重要です。不具合や問題があったときに、それを認め、一つひとつ誠実に向き合って課題を解決していくことで、ノウハウは蓄積されていきます。弊社もその過程を経て、失敗やトラブルを減らしてきました。
しかし海外製品は、トラブルが起きても保証対象や保証期間が限定的なため対応して貰えなかったり、原因追求がされないことも多いのです。それがインフラという重要な分野でも行われています。私達は、この状況に対して自分たちがなにか取り組まなければ行けないと考えています。

また、省エネ・環境保全への取り組みに関しては、実は電気の配電システムにできることが沢山あるのです。節電など配電後に取り組めることもありますが、現在の配電システムの「もったいない」を改善することで社会全体の電気使用量を減らすことが可能です。弊社のこれまでの知見を活かし、化石燃料の削減・地球温暖化対策への貢献を行っていきたいです。

上記のような想いの実現に向けて、既存事業の拡大や新規事業の立ち上げにご尽力いただける方を募集しています。
3つのプロジェクトをご用意しておりますので、選考時にご希望をお聞かせください。

 

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<担当プロジェクト>
今回の募集はいずれも経営企画部に所属し、既存事業の拡大や新規事業の立ち上げを行って頂きます。
なお、最初の3ヶ月間は全てのものづくり現場を周り、現場の知識と経験を積んで頂きます。

①海外への事業展開
2つの事業の海外展開を目指し、社長とともに調査・経営企画・事業推進を行って頂きます。

  • 配電盤事業:
    弊社のベトナム駐在所では現在、日本向けに設計・ソフト開発を行っています。しかし、今後は現地で日本品質の営業・製造・販売・サポートをできる企業に成長させたいと考えています。
    そこで担当者には、社長と共に日本と現地を行ったり来たりしながら、協業する企業との提携や買収、現地での企業登録、工場の立ち上げ、組織づくりや採用、事業計画の策定など、ゼロから海外で事業を立ち上げる一連の過程を担って頂きます。事業立ち上げ後の推進はベトナム事務所メンバーが行いますので、経営企画の立ち位置となります。また、将来的には東南アジアの国々にも事業展開したいと考えていますので、市場調査や戦略づくりも一緒に行って頂きたいです。
  • 省エネ事業:
    上記の事業とともに海外展開の推進をしていただきたいのが、省エネ事業です。前述の電気使用量の「もったいない」を減らすことを目指して現在国内で製品開発・販売していますが、ベトナムやフィリピンなどでも展開していきたいと考えています。こちらも事業戦略と実行を担って頂きたいと考えています。

 

②配電盤事業の拡大:
配電盤事業の拡大・顧客の満足度向上に向けて、IT化に関わる企画・推進を担当して頂きます。
配電盤の受注・生産のIT化は業界でも例のない取り組みであり、弊社でも20年程前から推進していますが、まだ道半ばの状態です。その実現に向けて下記の業務をお任せしたいと考えています。

  • 経営陣・経営企画部・配電盤事業部の打合せに参加し、配電盤事業の拡大・効率化を目指す。
  • IT化に関わる企画推進の実施。(IT化を通じた社内の事業効率化や仕組み化、ECサイトの立ち上げ、イージーオーダーシステムの構築)

具体的には、顧客のヒアリングから図面に落とすところまでを自動化できるように、顧客ニーズの収集、製造現場の状況整理(誰がどの様な業務を行っているかの整理、現場のルールや課題の抽出、プログラムへの落とし込み)、現場と連携しながらイージーオーダーシステムの検討・構築、社内業務の仕組み化、ECサイトの企画・立ち上げ、サイト利用者増に向けたブランディングや広報・発信など。

 

③CO2削減を目的とした紙事業の新規立ち上げ:
積極的に環境保全に関わる事業として、CO2削減に関わる紙の事業を考えています。
例えば木を伐採するのではなく、草を使った紙をつくれないか、日本で昔からあるケナフ紙を事業化できないかなど自由な発想で、海外との協業なども視野に入れながら検討しています。
昔から社長が意欲を持っていた事業ですが、まだ構想段階です。担当の方に積極的に事業を構想・進めて頂くことになります。市場調査をして採算性や効果を検討、投資計画や事業計画書を作成、関係者を巻き込み、事業の推進まで、代表直下の経営企画メンバーと共にプロジェクトチームとして活躍をしていただきます。

就業場所

宮城県仙台市宮城野区

必要な学歴

大学、短大卒

必要な経験

  • 小さくても大きくてもいいので「失敗」した経験のある方
  • 部活、勉強、習い事など何でもよいので何か一生懸命取り組んだことがある方
  • Word、Excel、Power Pointの基本的な操作ができる
  • 経験よりも意欲のある方に来て頂きたいです!

必要な資格

普通自動車運転免許
※自動車免許は入社時までに必要

求める人物像

  • 素直な方
  • 現場の社員と分け隔てなく一緒に汗をかける方
  • 協調性、コミュニケーション力、交渉力があり、何事にも積極的にチャレンジする意欲のある方
  • 何よりも社会や人の財産と生命を大事に考え、社会貢献する意識の高い方

 

その他、各担当事業で求める人物像
①海外への事業展開 : 海外に興味がある方、英語がある程度できる方
②配電盤事業の拡大 : システム設計・開発に興味のある方、プログラムを作った経験のある方。(趣味、バイト、仕事経験いずれも可ですが技術は必要です。)
③CO2削減を目的とした紙事業の新規立ち上げ : 自分でものごとをどんどん進められる方

雇用形態

正社員(無期雇用)

雇用期間

入社2年経過後、求職者が継続するかを意思決定可能。

選考プロセス

書類選考→適性検査・小論文→面接→採用

募集期間

随時

就業時間

8時30分〜17時15分(休憩45分)

※1年単位の変形労働時間制を採用しています。

  • 所定休日は年間カレンダーで指定
  • 36協定における特別条項あり (臨時的納期の集中、短期受注した場合は年6回以内に限り94時間まで限度時間を超えて延長可。年間720時間まで。)

賃金

大卒:月給188,000円 短大卒:月給177,000円

求人数

1名

福利厚生・待遇・社内制度

  • 時間外労働 : 有り、月平均15時間
  • 通勤手当 : 有り、実費(上限32,000円)
  • マイカー通勤の可否 : 可(社内駐車場3,000円/月にて利用可能)
  • 社用車 : 有り
  • 諸手当・賞与 :
    – 賞与 : 有り、2.2ヶ月分
    – 時間外手当、役職手当、家族手当、地域手当、住宅手当
    ※地域手当、住宅手当は仙台勤務以外の地域で支給
  • 昇給に関する事項 : 有り、2.00%
  • 休日等 :
    □月 □火 □水 □木 □金 □土 ■日 ■祝
    ※土曜は当社カレンダーによる。平均月1回程度の出勤あり
    – 長期休暇 : GW、夏季休暇、年末年始休暇
    – 年間休日数 : 114日
  • 加入保険等 : 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、財形、確定給付年金、退職金制度
  • 試用期間 : 有り
    – 期間:6ヶ月
    – 試用期間中の労働条件:同条件
  • 育児休業取得実績 : 有り
  • 看護休暇取得実績 : 無し
  • 定年制 : 有り(60歳)
  • 定年後の勤務延長 : 有り(65歳まで)
  • 定年後の再雇用 : 有り(65歳まで)
  • その他 :
    – 福利厚生施設:保養所として「安比グランドヴィラ3」あり
    – 託児所施設:仙台市に3ヶ所、保育園との共同利用契約あり

会社概要

設立年(西暦)

1947年

年商

50億円

社員数

役員6名、正社員174名、嘱託・バート・派遣50名
(他、製造子会社として120名 )

所在地

宮城県仙台市宮城野区扇町二丁目1番10号

電話番号

022-236-6031

FAX

022-236-7030

entry/contact

2年後の自分は、
今日の挑戦で変わる。

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担当者がお話を伺いますので、お気軽にご連絡ください。