優れた技術を持つ「ものづくり企業」の経営改革、日本の製造業の発展に挑戦する。
株式会社技術承継機構
全国
- 代表取締役社長
- 新居英一
事業拡大・事業革新 × 製造業
profile
東亜青果株式会社
秦野博行さん
鳥取県米子(よなご)市生まれ。
東亜青果(市場)は自分の家の裏庭のような場所であり、幼い頃から親しんでいた。
高校まで地元鳥取で過ごし、東京の大学を卒業後、長野の企業へ就職。
跡を継ぐ意識は常にもっており、25歳で鳥取に戻って家業である東亜青果へ入社。
10年間の現場経験を経て、社長に就任して今年8年目を迎える。
基本的には「楽観的」な気質をもち、どうにかなる(する)と考えているが、無鉄砲に物事を進めるのは好きではない。
慎重になるべき時は慎重に、しかし「実行するべき時は実行する」と潔い決断ができるバランス感覚を大切にしている。
鳥取・島根で8つもの市場を立ち上げ、それらのネットワーク化を推進した祖父。コンピューターに強く、ソフトウェアやケーブルテレビ事業を立ち上げ、晩年に至るまで地域に貢献する新しいチャレンジを積極的に行った父。
会社を引き継いだあともプレッシャー以上に自分自身も「何かやってやる」という2人の起業家精神を受け継ぎ、日々邁進している。
外側の世界に常に目を向け、新しい場所に自ら趣き、人との出会いと発見が自分の最も大切な仕事の一つだと考えている。
地方卸売市場という立場だからこそ実現できる、食を通した地域社会の課題解決と豊かな食の提供に日々取り組む。
step up研修あり
この求人では、実務と並行してVFJ独自の研修
プログラム「step up研修」に参加いただけます。
研修にて、経営知識の取得や起業家マインドの
醸成をバックアップします。
introduction
東亜青果は野菜・果物・花など青果物ならびに花きを扱う鳥取県認定地方卸売市場です。私たちの第一ミッションは、自社を中心とした半径100㎞にお住いの方々に生鮮食品を安定的に供給することであり、加えて【私たちだからこそ提供できる価値】とは何か、常に考えてきました。
創業者である先々代は、ゼロから一代で山陰地方の主要都市をネットワークする一大青果物流ネットワークを構築し、豊かな地域社会の実現のために、これまで地域内の流通が中心であった状況から、地域の外から、これまで流通していなかったものを流通させることに尽力しました。
先代は、先々代が作り上げたネットワークの核となる当社の高度化デジタル化を推進し、消費者に新鮮な商品を届けるための”低温売場”(当時全国で2番目の導入。今で言うコールドチェーン対応売場)や、サプライチェーンの高速化をねらい、当時まだ珍しかったWi-Fiとタブレット端末を活用した競り同時入力システムの開発など、時代の2歩先を行く新しい技術を当社だからできる価値提供のかたちにかえることをつぎつぎと実現していきました。
他にも、地域での取り組みとの連携に可能性を求め、「氷温® × 梨、柿、ぶどう」や「音楽熟成 × バナナ」などこれまでになかった価値を世の中のニーズを捉え、提供することが可能になりました。
これからも、私たちの企業理念「豊かな生活文化を提案することによる健康な地域社会の実現」を掲げ、生鮮を核とした食品流通の担い手として、生産者と消費者をつなぐぎ、肉体的・精神的・社会的に健康な地域づくりに主体的に関与していきたいと考えています。
現在、日本の中でも課題の先進県のひとつである鳥取県。人口減少と高齢化が進む一方で、世の中は野菜一つとっても、購入先の選択肢は多様になっています。「誰に」「何を」「どうやって」届けるか。本当の提供すべき価値は何なのか。既成概念に捉われず、常に考え続けなければいけません。
卸売市場という「場」が時代環境に適応した「役割」を果たすため、ハードとソフトの両面から対応を求められています。「変わるもの」は、進取の気性をもって探索し、「変わらないもの」は、地域のニーズと照らし合わせながら深化させる。
あるものを生かして、ないものをつくる企業となることで、必要とされる企業であり続けたいと考えています。そのために、既存事業のデジタル化移行とあらたな事業領域での探索を進めています。
従業員ひとりひとりが「強みを活かす」ことで、地域社会から必要とされる会社になることをを大切にしています。「強みを発揮できる仕事」を通じて貢献することで、お客様への持続的な価値提供(感謝を生む仕事)へつながり、結果として「利益」を生み出す。ひとりでも多くの一緒に働く仲間に、そのような経験をしてもらえる会社にしていきたいと考えています。
また、経営者として日頃から気を付けているのは、起こっている状況を俯瞰し、変化を恐れず柔軟に対応することです。現場経験で得たものを大切にしつつも、経営者が現場へ介入しなくても、現場内で問題をクリアにできる働きかけをしています。
そして、新しい場所に趣き、新しい人と出会い、新しいものを発見することも、私の大切な仕事です。「時代の変化」「従業員のライフステージによる家庭と仕事のバランスの変化」など、変化を捉え、変える勇気を持ち続けることが大切だと考えています。
市場では現在も競りが行われていて、お越し頂いたらとてもにぎやかだと感じることでしょう。またワンフロアで働いているため、毎日みんなの顔が見える職場です。働いているメンバーは総じてまじめな人が多く、「食」への興味も高いため、旬のものを自分たちの舌で確かめ、議論をすることが好きな人も多いです。
また、健康経営に早くから取り組んでおり、福利厚生面でもさまざまな制度の導入も積極的に進めていますので、働く人のライフステージに合わせて働きやすい環境があります。ワークとライフは表裏一体だと考えています。「ワーク面を重視し、仕事をつうじた自己成長をはかりたい」というやる気や意欲に出来る限り応えていけるよう、コミュニケーションの機会を設けて始めています。
この地域は、海・山・川・温泉が1時間以内で行ける距離にすべて揃っており、海の幸山の幸も豊富。アウトドア派に良いだけでなく、適度に人が居ますので、ちょうどいい生活が、都会と比べて低コストで実現できると思います。
みなさんにお任せしたいことは、機能集約のため役目を終えた隣町の「境港(さかいみなと)青果市場」の再生・再開発です。この周辺は、境港市内では住民の多い場所で、地域の人たちに役立てる機能を持つ場所を作りたいと考えています。
当社だけで進めるのではなく、近隣住民や地域の人たち、地元の高専などとも連携して進めていく一大プロジェクトです。
・地域の役に立ちたいという強い想いを持っていること
・BtoBがメインの閉ざされた空間だった市場を、地域の方々に愛される場所に変えていける人
・様々な年代の人とのコミュニケーションが苦にならない人
・志(社会性)だけでなく、持続可能な事業のためにそろばんも叩ける(経済性をもつ)人
世界で最も高齢社会化が進む日本の中で、最も人口が少ない鳥取県にある当社を取り巻く環境は社会課題が山積しています。そのような環境にみずからの身を置き、「世の中・新」の商品・サービスで、日本の地方からよりよい社会の実現を図る。
そんなみなさんの行動力を、わたしは歓迎します。
requirements
東亜青果株式会社
職種名
新規事業の企画・運営
仕事内容
VENTURE FOR JAPANの若者には、当法人の所有している拠点「境港(さかいみなと)青果市場」のリニューアル事業に携わっていただきます。
境港は全国でも有数の漁港を持ち、鳥取県および近県で採れた新鮮な青果物をはじめとした魅力ある食材が集まる宝庫です。しかしながら、地域の産品を地域の中で生かしきれておらず、都会への流通が主流となっているのが現状です。そこで、VFJの若者には代表の秦野と二人三脚で、現在倉庫として使われている「境港青果市場」のスペースを利用した、地域貢献につながる「食」を通した新しいプロジェクトを担っていただきたいと考えています。
新たな機能を持ち合わせた地域の「アンテナ」となるような開けた市場ですので、東亜青果だけで完結するものではなく、地域の方々との連携が不可欠な一大プロジェクトです。つまりこの仕事を通して、プロジェクトマネージャーとして地域課題と向き合うこと、そして地域全体を巻き込んで推進していく力をつけ、発揮していく必要があります。
東亜青果は「進取の気性(これまでのやり方にとらわれず、積極的に新たな方法を取り入れる考え方)」を大切にしています。社会性と経済性を担保したサステナブルな地域社会の担い手として、ご自身の成長、会社の発展、そして地域への貢献に寄与する仕事にチャレンジしてみませんか。
就業場所
鳥取県米子市
必要な経験
特になし
必要な資格
特になし
雇用形態
正社員
雇用期間
無期雇用
選考プロセス
書類選考→筆記試験(言語、非言語、適正)→面接
募集期間
2025年2月末日まで
就業時間
就業時間1 | 7時30分~16時30分(休憩60分) |
就業時間2 | 6時30分~15時30分(休憩60分) |
就業時間3 | 5時30分~14時30分(休憩60分) |
賃金
月給200,000円
採用人数
1人
福利厚生・待遇・社内制度
設立年
昭和16年(1941年)
年商
486,500万円
社員数
役員7名、正社員40名、嘱託19名、パート35名
所在地
鳥取県米子市米原9丁目3番20号 |
TEL:0859-33-3311 |
other job
2年後の自分は、
今日の挑戦で変わる。
エントリーは、面談・ご相談からスタートします。
担当者がお話を伺いますので、お気軽にご連絡ください。